水蒸気蒸留法とは

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アイランド02精油の抽出方法の中で、水蒸気蒸留法というのは今も昔も行われている方法です。
採取した植物を蒸留釜に入れて、水蒸気によって蒸留するやり方です。
釜の下部から水蒸気を吹き込み、植物を蒸していきます。その熱にさらされた植物の細胞が壊れて、含まれていた精油が揮発します。そして、この精油を含んだ蒸気が釜の上部に集まり、冷却管を通ってくる間に冷やされて、再び液体の状態に戻ります。この液体にはもちろん精油が含まれており、精油は水に溶けにくい性質を持っていますから、最終的には水と分離されます。冷却管の先に設置された容器では、水分の上に精油が浮いたような状態を見ることができます。この浮いた精油だけを回収すれば、精油の抽出は完了というわけです。
このときの水も、無駄にはなりません。こちらは、若干の精油が溶け込んだ芳香蒸留水として、アロマテラピーなどで使われたり、スキンケア用品の原材料になったり、と活用されるのです。
この抽出方法は、どの植物にも使えるわけではありません。蒸気の熱にさらされても、あまり芳香が変化しない植物において、適した方法といえるでしょう。
水蒸気蒸留法で精油を抽出される植物としては、ラベンダー、ローズ、イランイランなどが有名です。ただし、ローズもイランイランも、より繊細な香りを求めるときは、別の方法で抽出します。