圧搾法とは

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アイランド03精油を抽出する方法の中には、「圧搾法」というものがあります。これは、読んで字のごとく、物理的圧力をかけて搾り取る方法です。
柑橘系の果実の果皮には、油胞という精油が膜によって包まれた状態の部分があり、果皮に圧力を加えることで、この精油を搾り取ることができるというわけです。昔はこの圧搾作業を人の手で行っていましたが、今ではローラーや遠心分離機などが使われるようになりました。
柑橘系果実の果皮に多く含まれるL-リモネンなどのテルペン類は、熱による香りの変質が起こりやすく、圧搾時のわずかな摩擦熱などを避けるために、冷却しつつ圧搾する方法をとることが多いです。この低温圧搾の方法を、コールド・プレスと呼んだりします。
こうして得られたものは精油のカテゴリーに入っていますが、成分の違いを厳密に分けると実は精油ではなく、「エッセンス」という呼ばれ方をしています。このエッセンスは、精油と比べると不純物が多いため科学的に不安定であり、劣化が速いといったデメリットがあります。
アロマテラピーにおいては、精油を取り扱う際に、この品質の変化に注意するよう指南しています。柑橘系精油は、開封後半年を目安に使い切るのがよいでしょう。